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  愛を語るより口づけを交わそう。
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フィリップ・マーロウは、周囲の人間すべてにたいしてなぜかケンカごしの、どうしようもなくいやなやつにしか感じられなかった。こんな人間にあこがれるひとの気持ちがわからない。

それにしても「キャッチャー・イン・ザ・ライ」「グレート・ギャッツビー」「ロング・グッドバイ」と、村上春樹の節操ない厚顔ぶりには腹が立つ。こんなに真夜中のネズミみたいに狡猾な作家はほかにいない。
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欲しいカレンダーがあったので注文したのだが、そのあとでレビューを見て不安になる。

http://review.rakuten.co.jp/shop/4/218124_218124/1.0/

商品到着が注文10日後とかありえないので(しかも最短で)、電話で確認することに。本日注文した商品の配達日を知りたい旨を告げると、注文日の翌日にならないとシステムに登録されないので注文したという事実さえも確認できないという。アリエンティス。
本当にわからないのかと再度念押しすると、しばらく待たされて、やっぱり確認できましたといわれた。なかなかのものである。

商品到着は7~10日後になると説明される。年末だからとかではなく、やはりこれがデフォルトのユザワヤクオリティということである。その期間内には必ず届くか質問すると、欠品の場合は遅れます、という。その欠品かどうかが判明するのっていつなんですか、と、なおも食らいつくと、なんと三日(!)もかかるとか。アリエンティス。

受話器ごしにも手際の悪さがひしひしと伝わってくる。10日たってもまず届かないだろうなと確信に近い気持ちで予測される。けっきょく、キャンセルすることに。

Amazonクラスの対応は期待していないから、せめてその他大多数の楽天店舗くらいにはやってほしいものだ。在庫確認に三日とかアリエンティス。インターネット通販の時代だからとか簡単な気持ちではじめたのかも知れないが、できないことはやるなよ、と思った。
「ジョジョの奇妙な冒険」の元ネタらしいと知って読んだ。これは、本当に、すばらしい小説で、なぜもっと有名でないのか、なぜ、「羊たちの沈黙」やフォーサイスの名作群と同等の扱いでないのか、不思議でならない。最高級の賛辞を送りたい。すっかり鈍くなってしまったわたしの心に、さまざまな感情を思い出させてくれた。本を読むのが楽しくて仕方なかった小学生くらいの頃を、思い出させてくれた。
この本を読むことができて、本当によかった。
ずっと森博嗣のファンだったから、メフィスト賞にも注視せざるをえなかった。「六枚のとんかつ」、「コズミック」と続いて、その熱はだいぶ冷めたけども。メフィスト賞が出版業界に与えた影響は、全体的に見れば、功罪の「功」よりも「罪」のほうが大きかったと思う。
この本自体は(たしか)もう五年以上も前に買ったもので、ずっとどこかにしまってあったのだけど、読みだすと思った以上に読みやすく、文章自体が楽しいな、と感じた。面白かったので「暗闇の中で子供」「世界は密室でできている。」と読んでいきたい。
ネットで、誰かがこの著者の作品をけなしているのを、見たことがない。「サイドカーに犬」は、最高におもしろかった。読み終えたのはきょうの午前、電車の中でだったが、まだ余韻がある。「猛スピードで母は」は、こういったテーマで書く人ではないと勝手に思いこんでいた部分があり、すこしだけびっくりした。著者と作品との、距離感、といったらいいのか、つきはなし具合が、抜群だと思った。
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