フランスは砕けない
愛を語るより口づけを交わそう。
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2024/11/22 (Fri)
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レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」(講談社文庫)
フィリップ・マーロウは、周囲の人間すべてにたいしてなぜかケンカごしの、どうしようもなくいやなやつにしか感じられなかった。こんな人間にあこがれるひとの気持ちがわからない。
それにしても「キャッチャー・イン・ザ・ライ」「グレート・ギャッツビー」「ロング・グッドバイ」と、村上春樹の節操ない厚顔ぶりには腹が立つ。こんなに真夜中のネズミみたいに狡猾な作家はほかにいない。
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2012/03/09 (Fri)
本
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スチュアート・ウッズ「警察署長 <上><下>」(ハヤカワ文庫NV)
「ジョジョの奇妙な冒険」の元ネタらしいと知って読んだ。これは、本当に、すばらしい小説で、なぜもっと有名でないのか、なぜ、「羊たちの沈黙」やフォーサイスの名作群と同等の扱いでないのか、不思議でならない。最高級の賛辞を送りたい。すっかり鈍くなってしまったわたしの心に、さまざまな感情を思い出させてくれた。本を読むのが楽しくて仕方なかった小学生くらいの頃を、思い出させてくれた。
この本を読むことができて、本当によかった。
2010/04/29 (Thu)
本
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舞城王太郎「煙か土か食い物」(講談社文庫)
ずっと森博嗣のファンだったから、メフィスト賞にも注視せざるをえなかった。「六枚のとんかつ」、「コズミック」と続いて、その熱はだいぶ冷めたけども。メフィスト賞が出版業界に与えた影響は、全体的に見れば、功罪の「功」よりも「罪」のほうが大きかったと思う。
この本自体は(たしか)もう五年以上も前に買ったもので、ずっとどこかにしまってあったのだけど、読みだすと思った以上に読みやすく、文章自体が楽しいな、と感じた。面白かったので「暗闇の中で子供」「世界は密室でできている。」と読んでいきたい。
2010/04/14 (Wed)
本
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長嶋有「猛スピードで母は」(文春文庫)
ネットで、誰かがこの著者の作品をけなしているのを、見たことがない。「サイドカーに犬」は、最高におもしろかった。読み終えたのはきょうの午前、電車の中でだったが、まだ余韻がある。「猛スピードで母は」は、こういったテーマで書く人ではないと勝手に思いこんでいた部分があり、すこしだけびっくりした。著者と作品との、距離感、といったらいいのか、つきはなし具合が、抜群だと思った。
2010/04/08 (Thu)
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ルシアン・ネイハム「シャドー81」(新潮文庫)
全編を通して面白かったが、とくに第一部が最高に楽しい。群集劇になるに従い、若干自分の求めているものとのはく離を感じたが、それでも最後まで一気呵成に読めた。最後に表紙を見て、そういうことだったのかと。最近、革のブックカバーを買い、はじめてこの本に使用した。だから気づかなかったわけではないが。ただ単にちゃんと見ていなかっただけの話である。
2010/04/06 (Tue)
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